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読むA






読みというのは、なにも相手の手を読むことだけではなく、それが一番難しいということは前回お話しました。
わかりやすい読みはまだあります。それは相手の仕草です。実は相手の仕草からは、本当に多くのことがわかるのです。舌打ち、強打、長考、場をきょろきょろ見渡す、局の途中で点棒状況をしきりに確認するなどなど。



いくつかのケースを考えて見ましょう。局の終盤で何の躊躇もなくツモ切りを続ける、きついところを簡単に切る場合、テンパイは濃厚です。逆に一打一打場を見ながら慎重に切っていれば、ノーテンか安い手と思われます。
強打したり、熱がったりしていれば、うまくいっていないと思われ、腰を使えばその周辺は必要で、まだテンパイはしていなそうです。一度顔を上げて対局者をよく観察するのも面白いですよ。



一番良いのはポーカーフェイスで、常に一定のリズムでのも模打。なかなか難しいし、無愛想と思われて嫌われそうですけどね(笑)